就労継続支援B型事業所じゃがいもでのかんばん方式を用いた就労支援を行っています

query_builder 2020/12/15
ブログ
看板-1

じゃがいもでは、例えば次のような仕組みにより就労支援に取り組み、利用者視点と仕事視点の両立を図るよう取り組んでいます。


1.作業の仕方を作戦会議

 仕事が発生した時に、スタッフを中心に、この仕事にどのように取り組むかを検討します。例えば、全体の仕事のロット割(全体数=ロット数×個数)をいくつにするか、ひとりひとりのペースで行うセル生産方式が良いか、流れ作業のライン作業が良いか、座り仕事にするか、立ち仕事にするか、どのような工程(ステップ)により作業を行うかなどを設計します。そしてこれらの情報を「かんばん」に落とし込んでいきます。これが作戦会議です。初めての作業の場合は、検討した工程でうまく作業が行えるかを検証するために試運転を行い、工程を修正し作業を開始します。 


2.セル生産方式を採用

 じゃがいもでは、多くの作業をセル生産方式で行います。これは、流れ作業のライン方式では、人による作業スピードにバラツキが大きく焦りによって体調を崩すことが多いため、一人一人の工程に担当メンバーを決め、作業が終わったら次の棚に送る「セル生産方式」を多くの場合採用しています。


3.かんばん方式を活用

   じゃがいもでは、内職作業や事務作業を行う際に、設計した工程(ステップ)や作業状況を誰が見てもわかるように「かんばん」と「棚」を用いて作業をしています。このかんばん方式は、トヨタ生産方式のなかで用いられるもので、必要な情報が一通り盛り込まれており、誰が見てもそのロット(製品を入れた箱)がどのような段階にあるかが分かります。

 この方式により、メンバーはスタッフからの指示があってから動くのではなく、棚の自分の担当箇所にロットが移動した段階で、自分で見て判断して主体的に作業に取組むことができます。これによりスタッフからメンバーへの仕事の指示回数も削減でき、本来のケア業務に専念することができます。


4.関わる先を多く作る

 また、産業界では一般的には、効率化の観点から、工数はできるだけ少なくしていきます。しかしながら、私たちが考える障害者就労支援の場合、「利用者の関わる先をより多く作る」という観点を大切にします。従って、工数は減らすよりも、増やす方向に進めていきます。


5.複数の方法による検品

 また、品質を一定に保つための工夫として、目視検品、計量検品など複数の検品の方法を組み合わせて行い、工程のなかに検品の個所を複数設定し、質の作り込みを行っていきます。


6.メンバー視点と仕事視点の両立

 このように、じゃがいもでは、セル生産方式、かんばん方式、複数の検品方法の活用などにより、質、量の両面から一定の品質を保つ仕組みとし、利用者視点と仕事視点の両立を目指しています。

 上記のように産業界の手法を取り入れていきますが、就労支援事業は極端に生産性を高め、過度に利益を追求するのではなく、メンバー視点と仕事視点の両立を図っていく視点が大切と考えオペレーションを設計しています。


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