グループホームたまねぎ開所から2カ月を経過して | 明るいスタッフや仲間が集う名古屋を拠点として活動している就労支援施設の楽しい日常

　４月１日にオープンしたグループホームたまねぎでは、新たに９名のスタッフが加わり、入居者は、定員５名のうち満床となりました。
　メンバーのなかには、入居当初生活環境の変化に慣れず、落ち着かない様子の方も見られましたが、２か月を経過した現在では、当初設定した設備や仕組みなどの改善を行い、全体的には生活に落ち着きを見せつつあります。これからも課題は出てくると思いますが、立ち止まりながら、メンバーの想いを大切にし、スタッフの知恵を出し合いながらひとつひとつ改善を進めていきたいと考えます。

　グループホームたまねぎの特徴は、「親なきあとも安心して暮らせる生活拠点」を目指している点です。これを実現するために、当ホームでは、ご本人の「健康、暮らし、仕事、余暇、お金管理」の面などから、ご本人の力を引き出しつつ、関係機関のお力も借りながら生活に必要なサポートを行っていきます。そして、法人理念である「その人なりの成長とハピネスの伴奏支援」を行っていきます。この活動により、ご本人はその人らしく暮らすことができ、親御さんの将来に対する不安が軽減され、安心感が醸成されると考えています。この視点を大切にし、活動を展開してまいります。

　末筆となりましたが、グループホームたまねぎが順調に開設できたのは、スタッフをはじめ、関係機関や応援して下さる皆様のお陰です。皆さまの想いとお力をお預かりし、入居者、ご家族が安心できるグループホームを継続してまいります。今後ともご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。